「ひよこ豆煮 イタリアの田舎風」



イタリアの田舎って、きっとこんな料理が食べられているんじゃないかなー。


外がだんだんと寒くなってくると、自然と食べたくなるのは
ほくほくとした、滋味たっぷりの味。
どこぞのおばあちゃんが作ってくれそう、みたいなイメージだけで作りました。 

もうそろそろ煮えたかな?と蓋を開ける度に漂う湯気や
部屋中に広がる美味しそうな匂いも、煮込み料理の楽しみの一つです。

手間も技も何もいらない、究極のシンプルさながら
きっちりと旨味の要素が入った料理です。
本当に、豆を煮ただけなんですけど驚くほど美味しいです。
豆は水煮ではなく乾燥を是非。出来上がりの"ほくほく"さが違います。

塩味をしっかりと効かせれば、立派なワインのお供に。
たくさん作って置いて、常備菜のようにしても良し。
サラダのトッピングにしたり、粒を崩してパンに塗っても。


乾燥のひよこ豆は前日の晩から水に浸しておく。

圧力鍋、もしくは密閉のできる鍋を用意する。
浸水した豆と水、岩塩、潰したにんにく、タイム、ドライトマト、オリーブ油を
鍋に入れて、豆が柔らかくなるまで煮る。
個人的にはごろごろと固めの方が好きだが、煮崩すくらいでも良いかな。

味見をして塩味を整える。
彩りに茹でたほうれん草を加えて、タイムを散らす。

〈材料メモ〉
ひよこ豆(乾燥)、ドライトマト、にんにく、ほうれん草
タイム(生)、岩塩、オリーブ油


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