「トウモロコシのフジッリ レモンバターソース」




トウモロコシってこんなに甘かったっけ?


最近、トウモロコシの甘さに驚かされた。
つやつやと光る一粒一粒は、やわらかく色白で生で食べても十分に甘い。

Wikipediaを見てみるとスイーツを連想させる、聞きなれない品種の数々。
自分が幼かった頃は、もっと固くて、当たり外れがあったような。
部屋中に充満する香りと熱気の中、茹であがった熱々のトウモロコシ。
噛り付いた瞬間に口の中で弾けるとびきりの甘さへの感動が大きかったのを覚えている。

と、私の思い出話はともかく、やはりトウモロコシを食べると夏らしくて良い。
レモンとバターと、トウモロコシ。シンプルに。


トウモロコシは包丁で実を丁寧に削いでおく。
バターは常温に出しておく。レモンは果汁を搾っておく。

パスタを茹でる湯を沸かす。
湯には必ずたっぷりの塩を加える。イメージは海水。

フライパンにオリーブ油を熱して、トウモロコシに軽く火を通す。
火からおろし、バターを加えて余熱で溶かす。
盛りつける皿は水を潜らせて電子レンジなどで温めておく。

フジッリを所定の時間より1分短く茹でる。途中でゆで汁をとって置くこと。
茹で上ったら水を切って、フライパンの中へ。
レモン汁とパスタのゆで汁を適量加えて、手早くトング等でかき回す。
きちんとかき混ぜて、バターとレモン汁を乳化させることでパスタに絡む美味しいソースになる。
フライパンを傾けた時に出るソースが乳白色になっていればよい。
胡椒を振って、味見をしてから塩味を整える。
※パスタを茹でる時にしっかりと塩が効いていれば必要無い事が多い。

手早く器に盛りつけて、パルミジャーノを削る。
ししとうや万願寺唐辛子のグリルを添える。


〈材料メモ〉
トウモロコシ、万願寺唐辛子、レモン、バター
パルミジャーノ・レッジャーノ、フジッリ、オリーブ湯、塩、胡椒


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