「パイナップルとセロリー、パクチーのサラダ」



甘ずっぱさの中に散らされたナッツの塩味がアクセント。


いつものスーパーへ買い物に行く。
旬の、食べ頃のパイナップルの脇を通り過ぎた時に漂ってくる香り。
ああ、これは今食べるべき食材なんだな、と数歩戻ってパイナップルを手に取る。
それから、こいつをどうやって食べてやろうかと考え出す。

皮を剥くと目がチカチカするような鮮やかな黄色が現れる。
力強い夏の果物に視覚も嗅覚も刺激されて、唾液がじゅわっと出てくるのがわかる。
溢れるほどの果汁も余すことなくいただきたい。


トッピングを準備する。
干しえびは湯で戻し、水気を切りみじん切りに。
ナッツ類と花椒は適当に砕き、干しえびと一緒に乾煎りする。
香りがたってきた所で火を止める。

パイナップルを適当な大きさ切る。ジュースはとっておく。
セロリーはスライサーにかけ塩でもみ、水を搾る。
ボウルの中でセロリー、パイナップル、ジュース、オリーブ油、ビネガーを和える。
しばらく置いて味を馴染ませる。

食べる直前になったらざく切りにしたたっぷりのパクチー、
ミントの葉をさっくりと混ぜあわせ、器に盛りつける。

最初に準備しておいた、トッピングを散らし、胡椒をがりり。

〈材料メモ〉
パイナップル、パクチー、セロリー、ミント、干しえび
お好きなナッツ類、花椒、黒胡椒、オリーブ油、白ワインビネガー
※参考レシピ「ハーブのサラダ」著:冷水希三子


コメント