「たっぷりのパセリのサラダ、キヌア入り」



プチプチと口の中で弾ける、不思議な穀物の食感。


タブレ、と呼ぶと、まるで珍しい料理のように思うかもしれないけれど、
カフェのプレートの隅っこにいたりしませんか。
地中海発祥のパセリがたっぷりと使われたシンプルなサラダは
特有のほろ苦さと清涼感、レモンの酸味が暑い日にはより美味しく。

既に欧州ではポピュラーな存在で、地方によってレシピも様々。
野菜だけのものもあれば穀物が入るものも。
味付けもピリッと辛かったり、酸味が効いていたり。
今回は、プチプチとした食感が面白いキヌアという南米原産の穀物と
粒状のパスタ、クスクスを使って、食べ応えのあるものに。


キヌアは鍋で10分弱茹でる。黄みがかった粒の周りが透明になる。
クスクスは適量を耐熱容器に入れ、塩ひとつまみと指定の湯量を注ぎ、蓋をして蒸らす。
湯を吸いきった所にオリーブ油を加え、粒同士が固まらないようにする。

パセリ、玉ねぎ、トマトを細かいみじん切りにする。
(パセリ:玉ねぎ:トマト= 2 : 1 : 2 )
パセリはたっぷりでも、トマトが少なすぎると美味しく無いので注意。
玉ねぎとパセリは塩をふって水をしぼり、一つにまとめる。
キヌアとクスクスも加えて、塩、オリーブ油、チリ、ワインビネガー、レモン汁で
味を整える。お好みで黒胡椒やスマック(トルコの赤紫蘇に似たハーブ)も。
冷蔵庫にしばらく置いて味を落ち着かせる。


〈材料メモ〉
パセリ、トマト、玉ねぎ(紫たまねぎ)、キヌア、クスクス
レモン汁、オリーブ油、チリ(パウダー)、赤ワインビネガー、塩
黒胡椒、スマック、その他お好みのスパイス






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