「空豆と砂肝のマリネ」

 


塩ゆでだけではもったいない、空豆で酒飲み系マリネ。


空豆の独特の香りって、良い香り、とも言えない。けれど、クセになるような。
クセになる"くせ者同士"で初夏に食べたい一品を。

"茹で"ではなく"焼き"でコリコリ感を残した空豆は砂肝とマッチする食感に。
トマトのジュースからできた、マリナードの程よい酸味。
出来立てよりも、冷蔵庫で冷やして味が染んだときが食べ頃です。


空豆はさやを剥き、おはぐろの部分を切り取る。片面に包丁の先で切れ込みを入れる。
砂肝は包丁で削ぐようにして銀皮を取り除く。
空豆と同じ位の大きさに切り、塩胡椒をふって下味をつけておく。

フライパンにオリーブ油をしき、クミンシードを熱する。
香りがたってきたところで、砂肝と空豆を弱火〜中火で炒める。
空豆に程よく火が通ったところで、火力を強めて両面に焼き色をつける。

トマトは2等分の輪切りにし、種とジュースを別の容器にとった後、荒みじんに。
トマトからとれたジュースにお好みのワインビネガー、EXヴァージンのオリーブ油、
塩を加えてよくかき混ぜ、マリナードを作る。

大きめのボウルでトマト、粗熱を冷ました空豆と砂肝、マリナードを和える。
味見をして酸味が足りないようであればレモン汁を加え、冷蔵庫で30分以上置く。

食べる直前にバジリコを手でちぎって加えて軽く和え、
ドライのオレガノを指でもみながら全体にぱっぱ。胡椒をがりり。

〈材料メモ〉
空豆、砂肝、トマト、バジリコ、乾燥オレガノ、クミン(ホール)
塩、胡椒、EXヴァージンのオリーブ油、ワインビネガー、レモン汁(必要なら)



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