「南インドの豆の小さなパンケーキ〈セット・ドーサ〉」



暑い季節になると作りたくなる、南インドの味。



インドの南部では米や豆を挽いた生地を醗酵させて作る
〈ティファン〉と呼ばれる軽食がたくさんあります。
その形は様々で、クレープのようなものや、たこ焼きによく似たものまで。

中でも〈セット・ドーサ〉は家庭でも鉄板無しで簡単に作れます。
サンバル(野菜カレー)、ポテトポリヤル(炒め物)、チャトニ(香草とココナッツのペースト)
この3品と一緒に盛りつけるのが定番のセット。

醗酵した生地は仄かに酸味があり、ふわふわと軽いので何枚でも食べられそうです。
表面はパリッとさせるのも重要。
一般的には片面焼きが多いみたいですが、両面焼きで。


豆と米は一晩浸水させておき、滑らかになるまでミキサーにかける。
大きめのボウルに移し、ラップをかけて放置する。
目安として1.5倍〜2倍になれば成功。
※気温25℃以上で24時間ほど。醗酵しすぎると酸味が出過ぎるが、不十分だとふわふわしない。

醗酵した生地に塩を加えて、テフロン加工のフライパンもしくは鉄板で焼く。
あまり強火にしすぎず、焦げないように気をつける。

サンバルやポリヤル、チャトニと盛りつける。
 ※サンバル、ポリヤル、チャトニに関しては後日掲載予定です。

〈材料メモ〉
ウラド・ダル、米、炊いた米、チャナ・ダル(もしくはレンズ豆)、塩


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