「ネパールの蒸し餃子 〈モモ〉」
街のあちこちで食べられているファストフード。
今年の1月にネパールに滞在した際に教わった料理。
カトマンズに滞在した人なら必ず一度は口にするのでは?と思うほど
あちこちにモモ屋さんがあり、現地でかなりポピュラーな料理です。
地震の被害に関する報道を耳にする度、心を痛めていますが
いまもカトマンズのどこかで食べられてるに違いない、と思いを馳せながら皮を包んでいました。
今回作ったのはベジタブル モモ。餃子ですが、肉は一切使いません。
野菜のシャキシャキ感と皮のもっちり感のコントラストが際立って美味。
ソースは「ゴルベラ コ アツァール」と呼ばれる、トマトとゴマのペーストです。
これがまたクセになる味で、ついつい何個も食べてしまいます。
・・・・・・・・・ベジタブル・モモ・・・・・・・・・
皮はシンプルに粉と水のみ。
水は少しずつ加えて、加えすぎないように。こねた後は30分ほど休ませる。
打ち粉をして綿棒で薄く伸ばした後は、
コップの縁を押し付けて円型にくり抜いていく。
野菜は細かいみじん切りにした後、塩をふって水をしっかりと搾る。
モモ用マサラで味付けを。
具を皮で包んで、蒸し器で15分弱蒸す。
隣同士がくっつくので少しずつ間隔をあけること。
・・・・・・・・・ゴルベラ コ アツァール※・・・・・・・・・
鍋にスパイスとマスタード油を入れ、火をつける。
メティがこげ茶になり、クミンの周りに小さな気泡が立ってきたら、
トマト(缶でも可)、にんにく、生姜を加えて煮詰める。
お好みでパクチーやニラを刻んだものも。
煮詰まってきたところで塩、パウダースパイスを加える。
白胡麻ペーストとレモン汁で味を整える。
※ネパールのトマトソース。モモだけではなく定食に添えられることもある。
〈材料メモ〉
薄力粉(強力粉を少量まぜても)、水、キャベツ、人参、
大根、じゃがいも、モモマサラ(※市販のもの)、マスタード油(あれば)、
トマト缶、白胡麻ペースト、にんにく、生姜、パクチーの根、ニラ、塩
クミン(ホール)、メティ、ホールチリ、クミン(パウダー)
コリアンダー(パウダー)、チリ(パウダー)
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