「干し葡萄とレバーのカナッペ シュクル・クーレのせ 」



口に入れて数秒、砂糖が溶け出すと味に変化が。



シュクル・クーレとは、流し飴のシャレた言い方です。
レバーペーストにキャラメルは合いそうだなあ・・・という
思いつきで作ってみましたが、ビビッて焦がし方が足りませんでした。
本当はもう少し焦がして大人っぽい甘さにしたかった。

口に入れた瞬間にパリパリッと飴が砕け、
噛み締めるごとに口の中で溶け出して行く感覚が面白い。
濃厚なレバーに溶け出す砂糖とレーズンの微かな酸味。
バゲットのクラムがそれをまとめていくイメージ。

定番のレバーペーストは大抵、前日から仕込みます。
今回は旨味と甘味が凝縮し、白くなった枝付きレーズンを混ぜました。
混ぜ込んだ後、一晩寝かせることで一体感が出る。

市販のクラッカーで物足りないときは自作のメルバトーストを。
バゲットを薄く切りトースターでカリカリになるまで焼くだけ。
今回はVIRONのレトロドールを贅沢に使いました。

シュクル・クーレはカッコいい割り方が難しいです。
練習します。


〈材料メモ〉
鶏レバー、玉ねぎ、にんにく、舞茸、ミント、枝付きレーズン
醤油、牛乳、砂糖、オリーブ油、黒胡椒、ピンクペッパー、
ピスタチオ、美味しいバゲット


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