「南インド風 真鯛の白いアクアパッツァ」



真鯛をまるまる一匹使った豪快なおもてなし調理




イタリア料理のアクアパッツァを南インドのスパイスを用いてアレンジ。
自分の中でのテーマは"白"。
ターメリックは使わず、プチトマトはさっと蒸し煮するだけ。
久しぶりに自画自賛したくなる美味しさでしたが
調理云々以前に食材がうまいからなんじゃないか、という。

真鯛の仕込みは前日から。
下処理をしたら湯引きをしてパウダースパイスと塩を塗り込む。
冷蔵庫で一晩寝かす。

カルダモンやコリアンダーをベースに玉ねぎを甘味が出るまで炒める。
ちょっとした青臭さを青唐辛子で効かせる。

真鯛を投入。
スパイス香が移った鯛の表面に焼目をつける。
砂抜きしたアサリも加える。
魚介の旨味がたっぷりの中にココナッツミルクを流し入れる。
 フレッシュハーブとプチトマトは余熱で蒸し煮するようなイメージ。 
これでほぼ完成、大きな皿に盛りつけたら
最後にホールスパイスとフレッシュカレーリーフを熱々の油で
じゅっ!とテンパリング。部屋中に香ばしい香りが。
 
スープが余ってしまったらバゲットに吸わせるのも良いですが
パエリアの様にバスマティライス(長粒米)を炊いてみました。
鯛の骨からでた出汁をたっぷり吸ったご飯。最高です。


〈材料メモ〉
真鯛、あさり、玉ねぎ、にんにく、生姜、青唐辛子、
プチトマト、ココナッツミルク、フレッシュコリアンダー、ミント
マスタードシード、カルダモン、コリアンダー(ホール)、フェヌグリーク
ヒング、コリアンダー(パウダー)、クミン(パウダー)

 




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