「紅玉とさつま芋のサラダ ブルーチーズのソース」



見た目も味わいも華やかな和えサラダは、満足度も高い。


リンゴの季節になると、ありとあらゆる品種が並び
どれが美味しいんだろう、なんて悩む事が多い。

「紅玉」は暗い赤色、大きさは小振り。
生で食べると酸っぱくてモゾモゾとしていて、正直言ってあんまり美味しくない。

そんな紅玉は、他品種と比べて加熱しても
水っぽい味ならないため、製菓や料理用として重宝されているのです。
生食して美味しくなかった、と嫌いにならないでください。

加熱して、柔らかくとろとろになった紅玉。
まずは、甘味がじゅわっと口の中に広がって溶けていく。
その後からじんわりと酸味がやってきて。
想像するだけで唾液が出てきそう。

このサラダでは、さつま芋と紅玉を一緒に炊くことによって
ほくほくのさつま芋に、リンゴの香りを纏わせることがミソです。


さつま芋は適当な大きさに切り、水にさらす。
紅玉も同じくらいの大きさに切る。
水気をきったさつま芋と紅玉、それぞれに塩を振り、少量のレモン汁を絡める。

底の厚い鍋に、さつま芋の上に紅玉を入れ、二層になるように入れる。
焦げ付かない程度の水を入れ、蓋をして弱火で蒸し煮にする。
さつま芋に火が通ったところで火を止め、塩ぱっぱ。
全体をかるく混ぜる。 

ソースを作る。
水をきったヨーグルトにオリーブ油、細かく崩したブルーチーズ
塩、はちみつを加えて滑らかになるまでよく混ぜる。
ボウルの中で、調理したさつま芋と紅玉にソースを絡める。

皿にちぎったトレビスを盛り、その上にサラダを乗せる。
仕上げセルフィーユと乾煎りして砕いたアーモンドを散らす。
最後にお好みで胡椒をぱっぱ。

〈材料メモ〉
さつま芋、紅玉、ヨーグルト、ブルーチーズ(ゴルゴンゾーラ・ピカンテ)
アーモンド、セルフィーユ、トレビス、塩、オリーブ油、はちみつ、レモン汁


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